

(ネタばれ)
土曜日は友人Aさんと映画&もつ鍋ディナーをしてみました。
今日の映画は『ラースと、その彼女』(原題:"Lars and the Real GIrl"):
http://lars-movie.com/
http://www.larsandtherealgirl-themovie.com/
主役ラースにはライアン・ゴズリング。ラースお兄さんガスにはポール・シュナイダー、ガスの奥さん妊婦のカリンにはエミリー・モーティマー(『Dear フランキー』では可愛いシングルマザーでしたね)。もう一人女医のパーマン先生にはパトリシア・クラークソン(彼女ヨカッタ)です。
お話は、、、
ラースは小さな田舎町に住む心優しい青年。あまりにシャイで女の子と話す事すら出来ません。そんなラースを兄夫婦ガスとカレンは心配しますが、ある日ラースが「紹介したい人がいる。」と。夫婦そろって喜んだのもつかの間、その紹介したい彼女は大人のオモチャ、等身大のセックスドール(!!)ビアンカだったのです。
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まずはビアンカ。緊急来日しているらしいですヨ。
デンマークとブラジルのハーフで元宣教師、看護婦の資格を持っている美人さんです。アクションフィギュアマニアの同僚からインターネットのサイト(アダルトなヤツね)を教えてもらって(多分)注文したんでしょうが、ラースって女性の趣味は良いのかも。そのサイトは自分の好みの女性をパーツを選んで注文出来るんですヨ。
お兄さん夫婦を始め、町の住人はラースを頭がおかしくなったと思うのですが、ラースに合わせてビアンカを人として扱ううちに、みんなビアンカを受け入れるんです。例えばブティックではパートタイムで働いたり、小児病院ではボランティアで本を読んだり。。。
確かにセックスドールを人として扱うなんてっ!?って感じだろうと思うんですが、お話の中に出て来る「アクションフィギュアマニア」や「ティディベアコレクター」って程度の問題で同じですよネ。映画で登場するおばあちゃんも "What's the big deal!"(=「大した問題じゃないわっ!」)って言っていたし、大したコトないんでしょうね。
そうそう、ボクの好きなシーンは同僚マーゴの大好きなティディベアが、大敵の同僚(アクションフィギュアオタク)に絞首刑状態にされてしまいます。が、ラースはティディを人工呼吸で助けて上げるんです。。。カワイイかも。
ラースは本当に心優しいんですが、それはお母さんがラースを出産する時に死んでしまった事から始まっているんです。だから妊婦のカリンが心配で心配で。それに人に触られる事に恐怖症があり、でもそれに誰も気が付いていないんです。なぜならラースは何枚も重ね着をして、人に触られてもビックリしない様に気を付けているから。
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ラースが「カリンがハグを嫌がると悲しい顔をするんだ。ハグが嫌いな人もいるのに、自分のセイだって顔をする。彼女は何も悪くないのに。」ってな感じの事を言っていました。
人間って誰かと一緒に生きているって思えた時にきっと幸せを感じるんじゃないかな、と思います。
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もつ鍋はコラーゲンタップリで美味しかったけど、ちょっと慌ただしかったので、、、今度はのんびり行きましょう、Aさん!