


今年に入って数本は映画を映画館で見ました。
ラインナップはこんな感じです:
『K-20怪人二十面相・伝』
『オーストラリア』
『マンマ・ミーア!』
『ワルキューレ』
『イエスマン』
『ピンクパンサー2』
『リリィ、はちみつ色の秘密』
『MILK』
『いとしい人』
『グラン・トリノ』
『天使と悪魔』
『レイチェルの結婚』で
『スター・トレック』
一応月2本は見ている計算ですね。
***
(ネタバレでもないかも。)
と言う訳でまず今回は『天使と悪魔』を。
言わずと知れた(?)ここ数年の一二を争う駄作『ダ・ヴィンチ・コード』の続編です。主演ももちろん引き続きトム・ハンクスさん。共演は美人物理学者ヴィットリア・ヴェトラにアイェレット・ゾラー&カメルレンゴ(教皇侍従=ローマ教皇の秘書長)にユアン・マクレガー。
原作では確か、時間軸で『ダ・ビンチ、、、』前の話だったと思います。まずはそこが気に入りません。ですが評価は★★1/2〜★★★(out of 5)を差し上げたいと。(ちなみに『ダ・ヴィンチ・コード』は★〜★1/2でお願いします。)
物語は再度事件に巻き込まれた宗教象徴学教授ロバート・ラングドンが、タイムリミットの中、秘密結社イルミナティと対決する、てなあらすじです。
気に入ったのはやはりローマを見れたことですね。イタリア、特にローマはどこを写しても絵になります。どこを掘り返しても遺跡が出るだけあります。
サンピエトロ寺院、広場、システィーナ礼拝堂とローマの名所が話の舞台になりますが、一番見たかったのはサンタンジェロ城(聖天使城)。城と付いていますが、もともとは2世紀は霊廟だったみたいですね。その後、監獄だったこともあるとか。オペラ『トスカ』でトスカが身を投げる場所(”動物のお医者さん”より)でもあります。
ローマに地理に明るい訳ではないので映画パンフレットを購入。次回ローマを訪れる時には参考にしたいですw。
さて、映画に戻りますが、前回よりまともにはなっています。しかし、「ロン・ハワードってこんなに薄っぺらだったけ?」と思う程人物描写が稚拙です。前回に引き続き、脚本が悪いのかな?
原作と映画が違う事は一般的には全く問題ありません。別の物だし。しかし、『天使と悪魔』の場合、犯人(主要登場人物の一人です)がイルミナティを騙る教皇を殺害した事にはそれなりの理由があったはず。「教会の力を取り戻す」なんて一言で済んでしまう理由”だけ”ではありませんでしたヨ。
&今回一緒に事件を解決する美人物理学者ヴィットリア・ヴェトラも単に同僚が殺され、半物質の納めたコンテナ(!)を奪われただけではありません。原作では反物質の創造を成功した最初に殺される科学者は、ヴィットリアの父親。彼は司祭でもあることから、原作ではバチカンvs.科学の関係が描かれています。
この二つを映画で切り落とした所で、ドラマとしては全く評価出来ません(誰なんだオレ?って感じ)ねー。更に原作ではもう一つの舞台になったCERNが全く舞台としては描かれていない事。時間の制約があるので、致し方ないのでしょう。。。
なのですが、忠実(?)に短時間の制限の中で謎を解いていく様子は、ローマの街並と相まって中々の見応えがあったかな?と。+自分的にはどーでもイイことなんですが、トム・ハンクスのスピード姿も見れます。
サイトはこちら:
http://www.angelsanddemons.com/
(こちらは結構よく出来ているかな?と。)
***
さて、映画を見るように心がけるキッカケはカウンセリングでした。
会社でサポートしてくれるカウンセリングをしばらく前に受けてみたのですが、そこでカウンセラーにアドバイスされた事は主に2つ:
1)ストレス耐性を上げる事
2)ストレスの元となる物を取り除く事
いくらストレスに向き合おうとしても、結局ストレスの原因となる物事が大きければ、人間は対応出来ません。
で、ストレス耐性を上げる方法としては次の3つ
Rest:休息=睡眠
Relax:リラックス=入浴、軽い運動
Recreation:レクリエーション=運動、旅行
旅行は環境が変わるので、理想的なリラクゼーションなのですが、出来ない場合は映画も良い、と伺いました。
と言う事で、これからも(出来れば映画館で)映画を見よう、と思いました。
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