Sunday, June 13, 2010
「なーんてね。」
中島哲也監督、松たか子主演の『告白』を観て来ました。共演は木村佳乃(犯人Bの母)、岡田将生(新任の熱血教師)。
陳腐な表現になりますが、松たか子、とんでもなく凄かったです。久しぶりに原作が読みたくなった映画でした。
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お話は、、、
終業式のホームルームで担任の森口悠子が話しはじめます「今日で教師を辞めます」と。そして彼女は続けます。
「数ヶ月前、一人娘の愛美は学校のプールで死にました。警察は事故死と判断しましたが、愛美はこのクラスの生徒に殺されたんです。」
そして森口は想像を越える方法で、その犯人A、Bに復讐をすると宣言する。その方法とは?
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中島監督と言えば、日本人経由でカナダ人&ドイツ人から『下妻物語』を”今年”観て以来のフアンです。結構(外見が)カッコいい人です、中島監督。
しかし、この『告白』は、これまでの『下妻物語』、『嫌われ松子の一生』、『パコと魔法の絵本』と一線と画すのかな?とも思いますし、いやライン上にやっぱりあるんだ、とも思えました。
空と雲の流れる風景は秀逸です。(が、CGでないことを願います。)
物語は登場人物それぞれが告白をする形式で進み、登場人物の一人一人の視点から語られる物語は、シンプルそのもの。だからこそ想像を越える結末にリアリティを与えているのかも知れません。
余談ですが、ラジオで中島監督のインタビューを聴いた所、松たか子はとても早口(滑舌が良い?)そうです。
オフィシャルサイトはこちら:
http://kokuhaku-shimasu.jp/
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タイトルは、松たか子演じる森口先生の最後の一言。
救いがあるのか?それともないのか?考える余地のある作品だったと思いました。
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