

邦題は『ブラックブック』です。監督はポール・ヴァーホーヴェンさん。
映画の話からちょっとだけ逸れますが、ヴァーホーヴェン監督は『ショーガール』でラジー賞を獲得しました。
ラジー賞は逆アカデミー賞=最低映画。毎年アカデミー賞の発表前夜に発表(確か今年は『氷の微笑2』が受賞)されます。で、ヴァーホーヴェン監督はラジー賞受賞式にちゃんと現れて、会場で喝采を浴びました〜。普通は不名誉な賞なので受賞式に来る候補書はいませんよネ。。。
ネットにありましたが、監督は「バイオレンスとエロティシズム」が得意だとか。確かにヌードシーン、てか全裸?が好き(男女を問わずですヨ)なのかな?
さて映画ですが、第二次世界大戦化のオランダ。ユダヤ人女性ラヘルの数奇な運命を絵描いたものです。オランダはヴァーホーヴェン監督の母国でもあり、相当の思い入れが感じられる作品でした。
上手く言えませんが、戦争の無意味さを考えさせられる作品でもあると思います。映画を見ながら先日アメリカでの、イラク撤退予算案と、大統領拒否権発動を、何故か思い出しました。誰のための戦争なんだろう、と。
実は今日は映画の日なので1000円で見たのですが、もちろん入場料以上の観る価値あり、でした。
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