

主演はラッセル・クロウ、監督はリドリー・スコットです。
ラッセル・クロウをちょっとでも好きなら絶対見るべきです。自分的には「たれ目好き」を再確認です。原題は "A Good Year"。ワインの当たり年の事です。
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さてお話は、、、
ラッセル・クロウ扮するマックスはロンドン金融界のやり手トレーダー。正に”金”が全ての生活を送っていましたが、そこへ彼の伯父ヘンリーの訃報が届きます。
ヘンリーおじさんは南プロヴァンスでワイナリーを経営していましたが、マックスにとっては10年も疎遠に。ヘンリーおじさんが唯一の親族であることから、ワイナリーを相続する羽目になったマックス。マックスは、ワイナリーを売却するためだけにプロヴァンスまでやっては来たのですが。。。
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ラッセル・クロウとリドリー・スコットと言えば『グラディエーター』ですが、そこからは想像も付かないくらい、軽くて、お洒落で、コミカル。「人生ってなんだろう?」とか「子供の時の想いでって何だったっけ?」って考えさせる映画ですね。
ちなみに『グラディエーター』ではラッセル・クロウよりホアキン・フェニックスの方がイイと思います。
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(ここからはネタバレです。)
一番のお気に入りは、テニスのシーン。
ヘンリーおじさんのワイナリーにはプールやテニスコートもあり、子供の頃のマックスは夏の度にヘンリーおじさんと過ごしていました。
子供のマックスはヘンリーおじさんとテニスの勝負をし、負けた事をもの凄く悔しがるのですが、それを見たヘンリーおじさんは「負け続けない様に、負けから学ぶ事が大切」と教えます。その後の「一緒に勝利を踊って喜ぼうっ!そんなイタリア人みたな踊りじゃダメだっ!!」って所もヨカッタです。
大人になったマックスは、ワイナリーの使用人デュプロとテニスを試合をします。大人げなくムキになる二人なのですが、マックスが自分のポロシャツを指して「フレッドペリー」と言えば、デュプロはサンバイザーのツバを押えて「ラコステ」と。
フレッドペリーはイングランドのテニスの神様フレッド・ペリー。一方ラコステはフランスのテニスプレイヤーのルネ・ラコステが創業ですが、単にイギリス人とフランス人が中が悪いって話かも。
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オーストラリア(多分)のサイトでは幾つかのシーンが見れます。右上の "take the journey" をクリック:
http://www.agoodyear.com.au/
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映画って、監督、役者、脚本だと思うんですが、リドリー・スコットの映画の良い所は、この3つに加え画面の構図、と色彩感覚です。もともとコマーシャルフィルム出身だからかも知れませんネ。
恵比寿ガーデンシネマは水曜日が1000円なので、再度、観に行ってしまうかも。
3 comments:
こんばんは。
恵比寿ガーデン 水曜 1000円!!
良いこと聞いちゃった!あんがとです!!
僕も御裾分け!!
http://www.uoriki6709.com/
ここに、、、行ったことはないのですが。。。
行ってみたいと感じました。
テレビを見てこのお店を知りました。
masaaki
masaakiくん>
おはよ。
ちなみに新宿ガーデンシネマも水曜日は1000円ですよ。
WOWOw
またまた良いことを聞いちゃった!
あんがとです。
masaaki
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