Wednesday, July 18, 2007

"No animal was harmed in the making of this film."



『アヒルと鴨のコインロッカー』を見ました。
http://www.ahiru-kamo.jp/


まずは、今年一番の秀作です。もしかしたらベスト1になるかも。原作は仙台在住のミステリー作家、伊坂幸太郎。映画の後に早速原作を買いました。

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何かの映画の予告編で見て「コメディなのかー」と思って見始めたのですが、途中でちゃんとミステリー/ドラマの展開に。意外です。ある意味、原作を読まないで映画を見て正解でした。驚きました。可笑しくも切ない作品です。

映画は全編仙台ロケだそうで、映画の冒頭から、「もう牛タン食べたの?伊達の牛タンってお店があって、、、」とかなんとか言ってました。牛タン食べたいです。

(↓ここネタバレです。)
タイトルは映画と原作の冒頭に登場する一文なんですが、訳すると「この映画の製作において、動物に危害は加えられていません」です。映画を見ればナットクの一文です。

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役者さん達も芸達者な感じで良かったです。やはり映画は役者と脚本(と監督)ですね。

大塚寧々さんは美人さんでしたし、あのブッキラボウな口調が、ちゃんとブッキラボウでした。実は松田龍平は好きじゃなかった(役者さんとして)んですが、この映画ではとても良かったです。やはり松田優作の遺伝子ですかね。

主演の3人、濱田岳、瑛太&関めぐみ、特に濱田岳くんは小ちゃくって「小柄な人が流行るのかな?」と思える程です。

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映画は恵比寿のガーデンシネマで見たんですが、今日は水曜日って事で1000円でした。ガーデンシネマの良い所は、一人で行っても違和感ない(結構「一人映画」の人が多いので)事。悪い所は、定員制なのに全席指定じゃない事。ぜひ検討して欲しいです。

1 comment:

Anonymous said...

秀作なんですねぇぇぇ!!
そういう情報というか、貴重なご意見を聞けて嬉しい感じです!

僕は補講でしたよっ!  独占禁止法について。やはり企業は儲かるこそ、やってしまう。。談合を。。。  

金回りが、スナックのおねいさんまで行き届くぐらいに儲かるからやってしまうということ、
日本、世界を代表する鉄鋼メーカー出身の教授から教わり、やはり引出しが多いです。
かなり興味津々かつ、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

映画で、やはり仙台ということを聞くとやはり厚い タン を感じますねーーあぁぁー上手そう!

masaaki