Sunday, May 11, 2008

週末映画の話題(その1):フィリップ・K・ディックさん。


土曜日に髪をカットした帰り『NEXT』見ました。

主演はニコラス・ケイジ&共演はジュリアン・ムーア。原作はフィリップ・K・ディックさんの『ゴールデン・マン』。

お話は、”自分の2分だけ未来が見える”場末のマジシャンが、核テロからロサンジェルスを守る話。ネタバレになるので書きませんが、自分としては結末は「あり」です。「あり」ですが少なくとも超大作ではありません。

ジュリアン・ムーアは良かったです。彼女にはFBIが似合うのかも知れませんが、今回の役はBossy(=ボスっぽい)でした。驚いたのは(刑事コロンボの)ピーター・フォークが出演していた事。出演の意味があるのか?ないのか?分かりませんでした。

主演のニコラス・ケイジですが、彼である必要は全くないと思います。老けてるし。それなら今回のヒロイン、ジェシカ・ビールにちなんで『ブレイド3』で共演のライアン・レイノルズが良かったな〜。スリムなマッチョだし、スカーレット・ヨハンソンと婚約して今度結婚する(って言ってる)し。

星2つ半(5点満点)ですね。

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さて、ハリウッドでは、SFに困った時はこの人を使うのかな?と思い、リストアップしてみました。次いでに邦題、原題も並べて(封切りの新しい順)みました。

映画 邦題:NEXT ーネクストー(2007)
原題:NEXT
原作 邦題:ゴールデン・マン
原題:The Golden Man

映画 邦題:スキャナー・ダークリー(2006)
原題:A Scanner Darkly
原作 邦題:暗闇のスキャナー
原題:A Scanner Darkly

映画 邦題:ペイチェック 消された記憶(2003)
原題:Paycheck
原作 邦題:ペイチェック
原題:Paycheck

映画 邦題:マイノリティ・リポート(2002)
原題:Minority Report
原作 邦題:マイノリティ・リポート
原題:Minority Report

映画 邦題:クローン(2001)
原題:Impostor
原作 邦題:(分かりません)
原題:Impostor

映画 邦題:トータル・リコール (1990)
原題:Total Recall
原作 邦題:記憶売ります
原題:We Can Remember It for You Wholesale

映画 邦題:ブレードランナー(1982)
原題:Blade Runner
原作 邦題:アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
原題:Do Androids Dream of Electric Sheep?

参考:
http://www.philip-k-dick.com/index.html

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映画は半分は見て、半分は見てないですね。しかし原作を一つも読んでいないのは、SFフアンとしては失格かも。

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