「旅行が趣味」と思っていましたが、その考えに疑問が沸いて来ました。
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自分の旅行履歴は生後10ヶ月に遡ります。
祖母に連れられ生まれた鹿児島から東京に出て来ました。それ以来、始めはブルートレイン、その後飛行機でと、中学〜高校まで毎年一度、鹿児島←→東京を往復していたのですが、小学生高学年で既に一人旅。切符の購入も自分でしていた様に思います。
大学に入って何故かパタっと旅行をしなくなりました。多分アルバイトをしていたからでしょう。
しかし、卒業旅行で同じ研究室の友人の話に乗ってアメリカを横断(サンフランシスコ→ロサンゼルス→ラスベガス→(デンバー→)ニューヨーク)。大学生の貧乏旅行だったので、YMCAかユースホステルにしか泊まらなかった様に思います。確かベットもシェアしてました。
社会人になって、ちょこ、ちょことは旅行しました(ハワイ〜とか、シンガポール〜とか)が、決して積極的ではなかった様に思います。社員旅行の幹事になったこともあって、積極的でなくても計画するのは楽しいな〜、なんて思い始めたのは、この頃でしょうかね?
先日のドイツ旅行でもそうでしたが、計画している時=脳内旅行が一番楽しかった気がします。訪れる都市を決め、そこまでの経路を決め、ホテルを決め、、、ある意味安上がりな男なのかも。
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30過ぎてカナダに留学をしてみました。
友達が北米に渡っていたって事もあったのですが、カナダの首都がどこかさえ知らず、何の予備知識もなしにカナダに渡ってその後2年も過ごしてしまったので、結構無謀だったかも?
でも東京とは違う環境(街の規模が違う&生活の基礎が違う)での一人暮らしは快適そのものでした。オーナーが設計者だと言う60’sモダン建築の雰囲気の残るアパートに後半は住んでいたのですが、今でもその部屋が理想です。
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その後、何を思ってか、年に2回は海外旅行をしよう!と、旅行を趣味にすることにしました。
空港、駅も好きだし、そこで待つのは苦になりません。その上、移動が好きなんです。アメリカ大陸を横断するアムトラック鉄道で3泊4日×往復しました。基本コンパートメントに座って、外を眺める、食事の時間に食堂車に行き、そこで知り合った人のお話を聞く。そんな4日間でしたが、全く飽きませんでした。
ちなみに乗るべき列車に乗り遅れた事もあります。
確かに訪れた先の美術館/博物館は出来る限り周ります。ヨーロッパなら教会を訪れ、鐘塔があれば必ず登り(階段を歩いて登るにせよ、エレベータで登るにせよ)、街を一望して「おーっ!」と思います。
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ところが、話が元に戻りますが、旅行が趣味って訳ではきっとないんです。
なんとなく思うのは、自分の住むべき場所を探してるんです、きっと。その場所に降り立ったら、「ここだったのか、探してたのは。」って思うんだと思います。
そんな場所が見つかるまで、出来る限り旅行を続けたいと思います。
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写真は次回旅行予定の場所です♪
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