Sunday, March 07, 2010

ソン・ガンホはあり、でした。


(ネタバレです。)
再度、忘れないうちに。

韓国映画の『渇き』を観ました。
http://kawaki-movie.com/


監督は『親切なクムジャさん』、『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク、主演はソン・ガンホ(『グッド・バッド・ウィアード』、『グエムル -漢江の怪物- 』)とキム・オクビン。どの作品も観ていませんが。

で、自分的にはソン・ガンホはあり、でした。

韓国映画はホントに久しぶりです。最近はハリウッド映画”しか”観ていなかったので、少々食傷気味。で、目先を変えてみたくなり選んでみました。

が、果たしてこの映画は「あり」か?「なし」か?と途中まで思いつつ観ていましが、映画フアンとして、単純に刺激的で面白かったです。

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お話は、、、
自分の無力さに絶望する毎日を過ごす神父サンヒョン(ソン・ガンホ)は、アフリカで密かに行われている未知のウィルスのワクチン開発の実験に志願。発病するもある血液を輸血され500人の実験患者の中、唯一生き残ります。

そんな中、幼なじみのガンウと、彼とその母親に虐げられている妻テジュ(キム・オクビン)と出会い、サンヒョンは彼女に魅かれて行きます。

その一方、実験の結果からサンヒョンはパンパイアとなり、人の血を吸わなければ生きていない存在になってしまうのですが。。。

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初めはスリラーだった(と思った)んです。人体実験で吸血鬼になってしまうので。
→しかし、テジュとサンヒョンが魅かれあってラブロマンス?裸足のテジュに、そっと自分の靴を履かせる神父サンヒョン、素敵。
→なんて思っていると、いきなりの激しいSEXシーンが。『ラストコーション』張りです。途中で止めてみたり、意識不明の病人の隣でしてみたり。アジア映画のSEX(ラブ?)シーンってこんなんだっけ?
→で、その内、バンパイアとなって人の血を求めて次々に、、、ってスプラッタじゃん!?

訳が分かりませんが、予想出来ない、予想を裏切るから面白かったのかも。&全体的にザラっとした映像のトーンも好みだったかな。

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ハリウッドでもバインパイア物『トワイライト』が流行っていますが、比べて100万倍面白かったです。

映画はやっぱり、映画評や興行成績ではなく、映画フアンとして面白そうと思ったものを観ていいんだな、と。その中からアタリ、ハズレがあってよしだな、と改めて思いましたネ。

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