

(ネタバレ)
この所、週末には必ず銀座、有楽町に行ってます。今週見た映画は『インベージョン』。
http://wwws.warnerbros.co.jp/theinvasion/
主演はニコール・キッドマンとダニエル・グレイグのSFホラー。小粒ですがスタイリッシュな感じで、その分、怖さはなかったかも。
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SFの古典『盗まれた街』の映画化作品で、ボクも知りませんでしたが4度目の映画化だそうです。ボクは74年版は見た事があります。
平たく言うと、地球外生物が寝ている間に身体を乗っ取ってしまうって話です。74年版は、眠ったら二度と目覚めないと言った恐怖や緊迫感、乗っ取られる人々が繭となって変わって行く様子など、正統派ホラーで、背筋が寒くなりました。
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今回は74年版に比べると、単純なSFホラーって訳でもないです。
例えば、乗っ取られた人間達は、それを「同化」と言い、他人と同化する事で、争いのない世の中を作れると言います。物事に優先順位を付ける必要もなくなり、皆、平等になるのです。自分の他人が全く同じなら区別する必要はないのです。しかし「違う」存在は完全に排除が必要だ、とも。
結局は、ワクチンによって駆逐されるラストも今風だったかな。
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さて容姿だけで言うと、キッドマンの元夫を演じたジェレミー・ノーサムの方が好みなのですが、ダニエル・グレッグもなかなかチャーミングな男性を演じていました。
ダニエル・グレッグは新ジェームス・ボンドですが、前作『カジノ・ロワイヤル』は007になる前のジェームス・ボンドなので「彼はごつごつしている。」と評されていました。でもその通りで、ごつごつしているボンドはショーン・コネリー以外認められていなかったそうですよ。
前述しましたが今回の彼はとてもチャーミングだと思いました♪
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