Saturday, September 15, 2007

viva italy! - Firenze


















9/9の午後にフィレンツェに着きました。

フィレンツェの意味は「華の都」。今でこそ花の都と言えばパリですが、Wikiによればフィレンツェの語源は、花の神様フローラの街フォロレンティアだそうですヨ。

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こちらではまず日本でも『冷静と情熱の、、、』で一躍有名になったドゥオモ(大聖堂)です。日曜日なので通常はミサの為に入場出来ませんが、運良く午後は入場可能でした。

その後ウフィツィ美術館へ。「ウフィツィ」とは英語で言うオフィスの事で、もともとこの建物はメディチ家の行政局だったとか。メディチ家も英語の薬 = "medicine" の語源ですよね。

さらにウフィツィ美術館では「グロテスク」の語源も。これは元々、洞窟 "grotto" (グロッタ)で発見された半人半獣の怪物からだそうですよ。

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ウフィツィ美術館では何と言ってもボッティチェリの『ヴィーナス誕生』と『春』。そしてレオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』です。

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さてボッティチェリの『ヴィーナス誕生』。ボクはアドビのマークでくらいしか知りませんでしたが、本物です。

何年か前に日本の文部大臣か誰かが「ヴィーナス誕生を貸してよ。」とイタリア大使か文化大臣か何かにお願いをしたそうです。大臣は「いいよー。」なんて軽く返事をしたそうですが、翌日には直接美術館の館長だか偉い人から「ダメに決まってんじゃん!!門外不出なんだよっ!!」と怒られたそうですよ。

でその結果、代りに『受胎告知』が日本に来たそうですヨ。

一方『春』ですが、こちらも良かったです。右側に膨れっ面の男性、2月の精がいるんですが、なんでもお隣の3月の精とは恋人同士だったとか。しかし、春が来てもう恋人でいられないと知り悲しんでいるそうですよ。

どんな時代でも失恋はツライっすよね。

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ウフィツィ美術館をちょっと出ると、そこはヴェッキオ宮とシニョリーア広場。

再度、映画関連ですが『ハンニバル』の前半に登場します。映画の中ではかなりグロテスクなシーンですが、この日のヴェッキオ宮前は観光客に賑わっていました。

写真の真ん中は、夕暮れのヴェッキオ橋です。

2 comments:

Anonymous said...

トマトはですね、死ぬほど好きですよ。
なんか旅行へ行かれた日記、全部読ま
せていただきましたが、なんか僕も
旅行しているような気分になりました。
仕事がややゴタゴタしているので、
気分だけでも。

それにしても、イタリアのお方は彫りの
深いですよね。僕はバレーボールを観る
のが好きなんですが、やっぱりみなさん
彫り深いし…。

hal_9000 said...

ぶ〜にゃんさん>
コメントありがとうございます。

ふふふ。しかし旅行日記はまだ続きます(最低でも後3都市分)。気が向いたら読んで下さいね。

ボクの友達の友達に、旅行のパンフレットを読んで旅行に行った気分になる人がいるそーですヨ。もしかしてぶ〜にゃんさんもそのタイプとか??想像力は大切ですよねー。

ちなみにイタリアの方(主に男性)のボクの印象は、「濃い顔」でした。後はスタイリッシュ。なんでもイタリアのスーツは吸い付く様な着心地だそうです。なのでポケットには何も入れないとか。。。素敵♪です。