Sunday, September 30, 2007

予習:『リトル・ミス・サンシャイン』をDVDで見ました。



昨日に引き続き『幸せのレシピ』の予習で、『リトル・ミス・サンシャイン』をDVDで見ました。

と言うのも『幸せの、、、』にはこの映画の主演、若干11歳のアビゲイル・ブレスリンちゃんが出演しています。彼女は今年オスカーの助演女優賞にノミネートさた実力派です♪

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この映画ではもう一人アラン・アーキンが、こちらは助演男優賞を獲得していますが、映画を見ればその品のない役柄に大笑い間違いなしです。

例えば、食前、就寝前の楽しみはヘロイン。晩ご飯にチキンが出れば「まともな物を食べさせろっ!」とどなり、15歳の孫(男子)には「とにかく女を抱けっ!!一人や二人じゃないぞっ。沢山の女だっ!」と演説。

挙げ句の果てに、ビューティークィーンコンテストに出場する8歳のオリーブ(アビゲイルちゃんが演じてます)には、M. C. ハマーの "U Can&t Tach This" をBGMに、ストリップの振り付けで出場させる始末。笑えます。

変なリンク名ですが、映画館で『リトル・、、、』を見た時の日記です:
http://hal9000-tko.blogspot.com/2007/02/httpmovies.html

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さて改めてDVDで見て「人生の落伍者」って何かな?と思います。

この映画のテーマ(?)はいわゆる勝ち組、負け組で登場する主要な人物は、一般的な常識と照らし合わせると負け組です。

しかし登場するアメリカのビューティークィーンコンテストを見たり、コンテスト関係者の歯の白さを見ると「間違ってる」と思ったりします。恐らく実際のコンテストとそれ程違いはないのでしょう。

予習:『マーサの幸せのレシピ』をDVDで見ました。



(一応ネタバレです。)
月曜日(10/1)は映画の日なので、同僚Aさん&Yさんと映画を見に行く事にしました。キャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演の『幸せのレシピ』です。

と言う事で今週末はDVDで予習をする事にしました。まずは、この映画のオリジナル『マーサの幸せのレシピ』をDVDで見ました。

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オリジナルは、ドイツ映画の『マーサの幸せのレシピ』(原題 "BELLA MARTHA")。出演はマルティナ・ゲデック(マーサ)、セルジオ・カステリット(マリオ)&マクシメ・フェルステ(リナ)、監督はサンドラ・ネットルベック。

監督はオリジナルの脚本も書いているので、ゼタ=ジョーンズ版もお話は大きく変わらないかも知れませんね。

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お話は、、、

マーサはハンブルグのレストランで働くシェフ。腕は一流(以上?)なのですが「街で二番目のシェフ」と呼ばれています。なぜなら誰にも心を開かず、完璧主義。料理の解らない客には平気で暴言を吐き、時にには生肉を包丁を刺してテーブルにどなり込む事も。

そんなマーサに、姉と姉の娘リタが自動車事故に合ったとの連絡があります。マーサの姉は離婚しリタと二人ぐらし。マーサは姉の別れた夫と面識がないことから、事故で生き残った姉のリタを預かる事に。しかし、リタは事故のショックからか心を閉ざし、食事も満足にしません。

一方マーサの働くレストランへ新しいイタリア人シェフのマリオがやって来ます。マリオは典型的な(?)イタリア人で、腕は確かですが時間にはアバウト。ちょっとした嘘は平気で付きますが、決して憎めないタイプ。

マリオの登場で、マーサとリタも少しづつ変わって来るのですが。。。

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日本では2002年に公開されました。ボクはテアトルタイムズスクエア(大スクリーンのミニシアター♪)で見たのを覚えています。

何よりも食べ物が主役の映画は大好きですね。この映画も何気ない料理が美味しそうに撮られています。例えば、マリオが厨房で食べるバジリコのパスタや、マーサが自宅で作るジャガイモのソテー、確かローズマリーか何かで香り付けをしていました。

その他にも気に入っているポイントとしては、この映画がコメディでさること。

例えばいろいろあってリタはイタリアの父親に引き取られて行くのですが、マーサは自分にはリタが必要と気づき迎えに行きます。リタが自分と一緒に生活してくれるか心配するマーサにマリオは、
「もちろんさ。太陽が降り注ぐイタリアを捨てて、暗くて寒いドイツに暮らせるのに。」
てな感じで励まします♪

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そう言えばエンディングにはこんなシーンも。

マーサは心理セラピーを受けるんですが、結局料理の話しかしません。精神科医の先生も話を聞いただけで食傷気味になってしまうほど。マーサのレシピ通りチーズケーキを作ってみた先生ですが、マーサは砂糖の原産地が違うので、はっきり「いまひとつの出来」と。

がっかりする先生に「何(=砂糖)を使っているかは分からないけど、何を使わなかったかは分かるの。」と。

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公開時には、映画の帰りにサントラを買おうと新宿のタワーレコードに寄ったんですが、サントラ自体が発売されておらずガッカリした事を覚えています。

映画って音楽も大切な要素の一つだと思うのですが、『マーサの幸せのレシピ』の場合、ちょっと大人っぽい感じで、マーサの働くレストランの雰囲気そのものでした。サントラがなくて今でも残念です。。。

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見終わってお気に入り三大料理映画の一つにする事にしました。

他の二つは『恋人たちの食卓』(監督アン・リー)と『コックと泥棒、その妻と愛人』(ピーター・グリーナウェイ)です。巨匠映画ですね。

Friday, September 28, 2007

『サルバドールの朝』を見ました。


(ネタバレって言うか。。。)
先週末の三連休最終日(9/24)に『サルバドールの朝』を見て来ました。
http://www.salvadornoasa.com/

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このお話は実際に70年代にバルセロナで起こった、25歳の活動家が不当な裁判の結果死刑になった事件を題材にしています。

主演はダニエル・ブリュール、監督はマヌエル・ウエルガです。

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たまたま何かを検索して知った映画でしたが、重かったのはこれが実話で、それもたった33年前に起こった事件だと言う事です。日本では、高度成長後の時代だったと思いますが、スペインでは民主化の学生・市民闘争が起こっていたんですね。

映画はそんな民主化運動の中、活動家の一人サルバドール・ブッチ・アンティックが、銃撃戦の末、警官を殺した罪で収監、死刑になった事件を題材にしています。

実際サルバドールは自らを儀賊と称して、自由化のための資金を得るために銀行強盗を行っていました。その行為自体は明らかに間違ったものなのですが、死んだ警官は実はサルバドール以外の銃痕も数多くあり、味方の警官の銃で死んだ可能性も十分ある状況でした。

しかし正当な裁判は開かれないまま、ある意味エスケープゴートとして処刑されます。

こちらは監督のインタビュー。映画をより理解出来ます:
http://www.cine-tre.com/interview/detail.php?inteid=10000816

ちなみに処刑のシーンがあります。自分は死刑と言う法のシステムについて積極的に考えた事がありません(と言うか考えても結論が毎回出ない)が、再度、考えさせられてしまいました。

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さて、主演のダニエル・ブリュールですが、ボクは最初に見たのが『グッパイ、レーニン!』だったのでドイツの俳優さんだと思っていました。確かにドイツ語しゃべってたし。

なんでもバルセロナ出身で、お父様はドイツ人、お母様はカタルーニャ人(バルセロナの人なので)。なので、今回の映画の中ではスペイン語とカタルーニャ語を話していました。確かハリウッドデビューも決まったとか。

日本でも、もっと彼の映画が見れるかも知れませんね。

Thursday, September 27, 2007

【超・駄】今週のDLTF。


(ちょっと壊れています。)
何故か今日はとても眠いんです。。。
なので、ボクシングはお休みをしてしまいました。。。
なので、S先生ゴメンナサイ。。。

さて今週のDLTFはこの人、町村官房長官です。福田内閣の組閣のニュースを実家で見たんですが、こんなオジさまがいらっしゃったとは。不覚にも萌え(死語?)です。「良い耳だね〜。」と祖母のお墨付きです。官房長官と言えば女房役。ちょっと福田さんととは想像したくないですが、安倍さんとならアリなか?と。

フケ専ではないですけどね。

Monday, September 24, 2007

【ミニ日記】カルボナーラを作ってみました。


今日の晩ご飯は、イタリアからのお土産で買って帰ってきたパルメジャーノ・レッジャーノ(パルメザンチーズ)を使ってカルボナーラを作ってみました。

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作り方は先日も書きましたが、うる覚えだし、まっイタリアだし、かなり適当に作ってみましたヨ。

基本的には、下し金に掛けたパルメジャーノ・レッジャーノ、卵、炒めたニンニクとパンチェッタを混ぜ、更に茹でたパスタを熱々のウチに混ぜて出来上がりです。かなり和風の器に入っていますが写真の感じです。色飛んでますが、かなり黄色いです。

一応切った野菜(キュウリ、セロリ、パプリカ)をオリーブオイルで和えて、簡単サラダ付きでした。

食べた感想としては、チーズ好きには悪くない味かと。しかし、パンチェッタはもっとしっかり炒めるべきかも知れませんね〜。

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本当は、「70年代のバルセロナで起こった実在の事件を題材にした、不当な裁判で死刑になった青年の映画」を見たのですが、三連休の最後にしては重い内容だったので、またの機会に日記に書きます。

Sunday, September 23, 2007

One Art


昨日は、相変わらずリラックスな土曜日でした。

夕方まで自宅でのんびりネットなど(現在、母の依頼で箱根旅行を検索中)し、夕方は整体に代々木へ。Oさん、いつもありがとうございます。施術後は左手の手のひらが暖かいです。

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夜は先日購入したお気に入りのDVDを。タイトルは『イン・ハー・シューズ』です。主演はキャメロン・ディアス、共演にトニー・コレットとシャーリー・マクレーン。監督は『L.A. コンフィデンシャル』のカーティス・ハンソン。

ちなみにプロデューサーはリドリー・スコットだそうです。なので始まる前にスコットフィルムのロゴが流れるんですが、ボクは案外このロゴ(人に羽が生えて鳥になるアニメーション)が好きです。

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タイトルの "One Art" ですが、これはアメリカのエリザベス・ビショップの詩です。

キャメロン・ディアス扮するマギーは美人なだけでキャリアも学歴もない女性。いろいろあって死んだと思っていた祖母(母の母)とフロリダの老人ホーム(彼女は「元気なお年寄りの為のコミュニティ」と言いますが)で暮らし始めます。

マギーは老人ホームで、ちょっとした老人のお手伝いをする仕事を始めます。仕事の一つは、読み聞かせ。目の不自由な元教授にエリザベス・ビショップの "One Art" を読み聞かせます。

マギーは難読症(dyslexia)なのですが、老教授は「詩とはゆっくり読むものだ。それに私はスローリスナーだから大丈夫。」と。

詩はこんな感じ(超意訳)です。

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物を失う術(すべ)を身に付けるなんて、難しい事じゃない。

例え、あなたの下らないことを話す声や、私の好きな仕草を失ったとしても、
それは、失う事を身に付ける事は難しいことではないと証明している。
物を失う術を身に付けるなんて、大変な事に見えるかも知れないけど、
別に難しい事じゃない。

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さて、いくつかお気に入りのシーンや台詞がこの映画にはがありますが、その一つはキャメロン・ディアス扮するマギーとシャーリー・マクレーン扮する彼女の祖母エラとの会話。

マギーの母(=エラの娘)は精神を煩い自動車事故を起こし、マギーが6歳の時に亡くなります。マギーはエラに、母の写真が1枚も部屋に飾っていないことを問いただしますが、エラは、「自分の娘を思い出す為の写真なんて、私には必要ない。」と。

確かに写真や品物は、何かを想い出すための助けになるでしょうが、その本質ではないのかも知れませんね。

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実は以前も同じ内容で日記を書いたと思い出しました。

Saturday, September 22, 2007

ドイツ&ベルギービール♪



連休前の金曜日と言う事で、同僚数名と飲み会を企画。軽く(?)飲んで帰りましたー。ヨーロッパづいているのか、飲んだビールはドイツとベルギービールです。

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まずは日比谷公園で行われてたオクトーバーフェストへ。

オクトーバーフェストは、ドイツのお祭り(収穫祭?)で、会場の雰囲気から考えると「単にビールを沢山飲んで、盛り上がろうっ!!」って感じです。

日比谷公園の噴水広場の廻りに囲む様にテーブルが、正面にはステージとその前に更にテーブルが用意されていて、てか我々が会場に到着した7時過ぎには、既に満席で、更にお客さんがぞくぞくと到着している状態。銀座ですし、とても賑やかでしたねー。

ビールはアサヒとレーベンブロイ。ボクには違いが分かりませんが、オープンスペースで飲むのは気持ちイイですね♪

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その後、ちゃんと飲んで食べましょう、とベルギービールのレストランに移動しました。こちらも金曜日と言う事もあり、店内は賑やかな感じでしたね。

ここで飲めるのはベルギービール。ボクは「まずはイッパイ」ビールにはステラアルトワを選んでみました。てかこのビールが一番ポピュラーみたいです。軽い口当たりで飲めますね。

おつまみでチーズ、サラミの盛り合わせ、ムール貝などを頂きつつ2杯目へ。2杯目はドゥシャス・デ・ブルゴーニュ(ブルゴーニュ侯爵夫人)です。

実はラベルで選んでしまったのですが、これが葡萄の香りがしっかりするビールで、とても美味しいかったです。喉越しで飲む感じでは全くないので、恐らくホンモノのビールのみ(?)からは邪道と言われるでしょうが、自分的にはワインの様なビールで楽しめました〜♪

このレストランは食べ物も美味しいし、またゆっくり来てみたいです。

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そう言えばオクトーバーフェストでは年齢チェックがあり、飲める人(=20歳以上)は手首に腕輪をしてくれます。=腕輪が無い人は会場で飲めません。

同僚は「なんで?なんで?」って聞いてましたが、多分日本のビール会社は未成年の飲酒防止をキャンペーンしてるからじゃないかな?と。

お酒は20歳(ハタチ)になってから♪ですね。

Monday, September 17, 2007

viva italy! - Roman Holiday


言わずと知れた『ローマの休日』です。

イタリアから戻ってから、もう一度見てみましたが、やっぱり良いですね。主演はもちろんオードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックです。

映画にはローマの観光名所が沢山出て来ますから、この映画の通り歩めばローマ一日観光がバッチリです。

ロケ地で今回の旅行で訪れた所としては、トレビの泉、スペイン広場、コロッセオでした。&バスの中から道すがらチラ見したのは、サンタンジェロ城とテヴェレ川、バルベリーニ宮殿(国立絵画館)、コロンナ宮殿です。

知らなかったのですが、アン王女が宿泊していた迎賓館(?)はベルベリーニ宮殿で、最後の謁見シーンはコロンナ宮殿と別々の場所だそうです。&コロンナ宮殿の外観は至って平凡で、「どこかのオフィス?」って感じでいしたね。

またサンタンジェロ城は日本語では聖天使城。オペラのトスカの舞台でもあります。

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映画は50年も前の作品ですが、先日行ったイタリア、ローマは観光客で足の踏み場もないくらいの人また人。

さすがイタリアは観光立国ですね。

viva italy! - photos







今回の旅行ではデジカメ一眼レフを持って行きました。

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初の大撮影旅行ですが、まだまだ手に馴染んでいないのか、手ぶれ画像続出です。

自分にはやはり近中距離のスナップショットが性にあっている気がしますね。手の届く範囲にある物でしょうか。

暗い室内でもちゃんと撮れる(三脚使用が望ましい)事も判明したので、これからは気にせず撮りたいですね。

写真は自薦ベストショットです。

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まとめ
9/6
成田(13:35)→ローマ、フィウミチーノ空港へ(19:15)

9/7
ローマ:ヴァチカン美術館、最後の審判、サンピエトロ寺院、(天使城、ディベリーナ島)、凱旋門、コロッセオ、トレビの泉、スペイン階段、トリニタ・デイ・モンティ教会

9/8
ポンペイ:ポンペイ遺跡、(ナポリ)、卵城、カメオ工場

9/9
アッシジ:聖フランチェスコ教会
フィレンツェ:ミケランジェロ広場、ドゥオモ、サン・ジョバンニ礼拝堂、ウフィツィ美術館、ヴィエッキオ宮、サンタ・クローチェ教会、革製品のお店

9/10
ピサ:斜塔、ドゥオモ
シエナ:ドォオモ、カンポ広場

9/11
ユーロスターでフィレンツェ→ベネツィア
ベネツィア:ドゥカーレ宮、サンマルコ寺院、サンマルコ広場、ゴンドラセレナーデ

9/12
ミラノ:サンタ・マリア・デレ・グラツィエ教会、ガレリア、ドゥオモ(と屋上)

ミラノ、マルペンサ空港(21:40)→成田(9/13 16:25)
お疲れ様でした。

viva italy! - Milano

















観光最終日(9/12)はミラノ。この日はもう帰国なんですが、日本への直行便は夜の出発なので、ほぼ丸一日観光出来ました。

そして今日のメインはミラノ、サンタ・マリア・デレ・グラッツェ教会の食堂を飾るレオナルド・ダヴィンチの『最後の晩餐』です。

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『最後の晩餐』ですが、1999年の20年の修復から戻り、その後は完全予約制です。15分間隔で25名限定での見学ですが、これが落ち着いてみれるので最高でした。

鳥肌が立つとはこの事ですね。『最後の晩餐』ですが、自分的には壁にかかった大きめの絵ってイメージでした。しかし大勘違いです。

これはレオナルドが教会の食堂の為に、その壁に描き上げた5m×9mの壁画です。手法はテンペラ画なのですが、本来テンペラ画が壁画に向かないので、作品完成後すでに破損が始まっていたと言われています。

また修復と称して後世、作品の上から色を重ねてしまったため、修復前はレオナルドのオリジナルとは別の物になってしまったとか。20年の修復では後世の絵の具を取り去り、オリジナルとそうでない部分を区別出来る様にしたそうです。

作品解説の様になってしまいますが、『最後の晩餐』は遠近法を使用したり、人物に人間らしい表情を付けたりと、レオナルドの新しい物好きが現れた作品ですね。正に名作でした。

サンタ・マリア・デレ・グラッツェ教会のサイトはこちら:
http://www.cenacolovinciano.it/html/eng/home.htm

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ミラノ(&イタリアとしても)最後の観光として、ガレリア(アーケード)とドゥオモに行きました。

ドゥオモですが、イタリア最大のゴシック建築で完成に500年かかったそうですが、素晴らしいです。最多のステンドグラスを使用された事もで必見ですね。

自由時間があったのでドゥオモの屋上(天井?)に登ってみましたが、ミラノ市外が一望でした。

viva italy! - Venezia





観光5日目(9/11)はユーロスターに乗ってまず移動です。

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ユーロスターですが、イタリアの新幹線。今回は、フィレンツェのサンタマリア・ノヴェッラ駅から出発、終点のベネツィア、サンタルチア駅まで向いました。

イタリアの鉄道と言えば定刻通りに出発しない事で有名みたいですね。でもどうやらそれには理由があります。

例えばサンタマリア・ノヴェッラ駅もサンタルチア駅もいわゆるターミナル駅。日本で言えばかつての上野駅みたいに、終始点になっているので、ある列車が出て行かないと、次の列車が入れません。で列車が遅れると、次に次にと遅れていくと。。。

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さてヴェネツィアですが、文字通り世界一の観光地です。

今は世界的にクルーズツアーが流行の様ですね。この日も何艘ものクルーズ船が入港していましたが、一艘に何千人ものお客さんが乗っているので、それだけでもものすごい数の観光客です。

ベネツィアと言えば陸上での交通に動力を使用したものは法律で禁止されているとか。列車を降りた我々も水上バスで、まずは移動でした。

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ヴェネツアでの観光は、サンマルコ広場を通ってドッカーレ宮へ。その後ゴンドラに乗っての「ゴンドラセレナーデ」です。

六人乗りのゴンドラで40分ほどの運河巡りだったのですが、このゴンドラの漕ぎ手(ゴンドーレと言います)さんが、かなり陽気なお兄さんでしたー。お客さんが日本人だと分かると「船のエンジンはヤマハが一番だね〜。次はカワサキ。ホンダはうーん、まあまあかなぁ?」なんて言ってましたね。

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運河沿いの沢山にお店の前では、地元と絵描きさんがスケッチを売っていました。

写真のおじさんは木炭で描いていましたが、その速さにびっくり。「サッ、サッ」って感じで木炭をスケッチブックになでているうちに、写真の右に様なベネツィアの「溜め息橋」が登場していました。

viva italy! - Pisa & Siena










観光4日目(9/10)はフィレンツェを起点に、ピサとシエナを観光です。

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ピサと言えばもちろん斜塔です。

ピサ下町の駐車場でバスを降り、城壁の門を潜るとピサの大聖堂を中心に、手前に先例堂、向こうに斜塔がどーんとありました。斜塔、かなり斜めってました。

他のイタリアの大きな街と違って広々とした芝生広場の向こうに、これでもかって大きな建物があり、青い空と暑くても爽やかな気持ちイイ空気と相まって、すごく開放的でしたね。

斜塔ですが、2001年に修復が終わり現在は登る事が可能です。しかし予約は一切なく、その場で切符があったら登れる感じでした。(残念ながらボクは登りませんでした。)

修復は、大雑把に言えば、斜塔が曲がった状態で保てる様に、基礎を補強(?)したみたいですね。ピサは実は港町なので、地盤がゆるいのかな?ちなみに斜塔自身は、バランスを保つ様に、途中まで斜めった塔が、最上部で戻っているみたいです。

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ところで、ピサの観光客の間では、斜塔をバックにいろんなポーズで記念写真を撮るのが流行ってます。

例えば、「斜塔を両手で支えている風」、「斜塔を指一本で支えている風」、「斜塔を手の平に乗せている風」、「斜塔とお尻をくっつけている風」などなど。一人参加のボクですが、ここはツアーで一緒の方にお願いをして一枚撮ってもらいました。

添乗員Sさんのアドバイスとしては「被写体はポーズを取ったまま動かず、カメラマンが調整する」との事。ナイスアドバイスです♪

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ランチを挟んでイタリアで最も美しいとされるカンポ広場のある古い街シエナも訪れました。

古いレンガの街並にいまでも生活が息づいている感じでした。イタリア(世界?)最古の銀行なんかもあって、ヨーロッパに歴史を感じますね。

それにもまして、すごい数の観光客です。混み混みです。

と言う事で写真の2枚目はヨーロッパどこかに国から親子で観光のお兄さん&お父さん。似てますよね。

Sunday, September 16, 2007

viva italy! - hotels


















ローマに3連泊、フィレンツェに2連泊で、ヴェネツィアに1泊(と機内1泊)でしたが、ホテルはまあまあ良かったです。

ボクの場合シングルなのですが、最終のヴェネツィア(こちらもお隣のメストレ地区)での宿泊意外はツインルームの一人使いでした。

しかし、ツーアなので基本的に市内で夜飲みに行ける様な、便利な立地ではありませんでしたね。

特にフィレンツェは、フィレンツェ中心部から車でちょっと(30分くらい?)離れた所にありました。しかしっ!中心部から離れているあって広〜いお部屋でしたヨ。ツインって事もありますが、添乗員のSさんも驚きの広さ。「例えばこれが市内であれば、恐らく半分の広さでしょう。」との事でした。

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ローマのホテルではこんな事も。

部屋に入った際、入り口のメインスイッチが調子が悪い(「ジー、ジー」って言ってる感じ?)だったのですが、「ま、イタリアだし。」とあまり気にしませんでした。

しかしシャワー中に部屋が停電状態に。どうやらメインスイッチの接触不良が原因の様子です。

その晩は、まあ寝るだけなので、ベットサイドの読書灯で凌ぎましたが、流石に翌日もだとキツいので「スイッチをチェックしてくれますか?オンなのにオフになっちゃいます。」とスイッチにメモを貼付けてみました。

翌日はちゃんと直ってましたネ。

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写真はフィレンツェのホテル、Vespucci(ベスプッチ)の室内。

ちなみにベスプッチはイタリアの探検家アメリゴ・ベスプッチから来ています。&フィレンツェ国際空港もベスプッチと言います。

さてこの方「アメリカ大陸を確認した人」だそうです。コロンブスさんはアメリカ大陸を「発見」しましたが、死ぬまでインドだと思っていたそうで、ベスプッチが「新大陸だ。」と確認したとか。

なので彼の名前アメリゴを大陸に付けて、アメリカ大陸だそうですヨ。

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ちなみにローマ国際空港はレオナルド・ ダ・ヴィンチ空港が正式名称です。が、誰もそんな名前では読んでいないそうですよ。場所がローマのお隣フィウミチーノ市にあるので、フィウミチーノ空港ですね。

viva italy! - parmigiano reggiano


お土産の一つとしてパルメザンチーズを買って来ました。

で、自宅で使用しているパルメザンチーズはEUでは「偽物」と判明しました。

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イタリアにはDOS("Denominazione di Origine Protetta" =原産地保護名称)規格と言うのがあるらしいです。で、決められた製法、品質を保有していない物(主に食品やワイン)は、その土地の地名を名乗れません。

パルメザンチーズは、ここでは「パルミジャーノ・レッジャーノ」の英語読みで、イタリアの特定の地域を表しているのです。

我が家の”パルメザン”チーズはアメリカのクラフト製。明らかにイタリア製ではないので、、、偽物ですね。

って事で、本場のパルミジャーノ・レッジャーノを買って帰ってみした。

***
食べ方はいろいろあります。ワインを片手にボリボリ食べても美味しいそうですが、挑戦したいのはカルボナーラです。

日本では卵黄、生クリーム、チーズを混ぜ合わせ、更にベーコンを加えますが、イタリアでは生クリームは使わないそうです。

卵黄とチーズを和えた所で、グイン、グインと力任せにかき混ぜます。どのくらいかき混ぜるかと言うと、ソースがふっくら泡立つまで(←マジで?)だそーです。

なので、イタリアではカルボナーラと言えば、お父さんが台所で待っていて、「ホイ来たっ!!」と、グイン、グインとかき混ぜてくれるそうですヨ。

そうそう本物のカルボナーラはベーコンではなく、パンチェッタ(塩漬けの豚肉)を使うそうですヨ♪

viva italy! - very small talks














まずは、このツアーで痩せて帰って来ました。今、自己ベストです。

要因と言えば、
・毎朝6時起床で、三度三度ちゃんと、しかし腹八分目に食べた事。
・観光で一日一万歩以上(ローマの場合二万歩以上だったと言う説も)歩いた事。
が考えられます。食事と運動ですネ。

***
お天気と言えば、ツアー中は「快晴っ!」です。

シエナでちょっと怪しい感じ(その後バス走行中に激しい通り雨があり)でしたが、それ以外は、基本的に晴れ。時には雲一つない快晴でした。

気温は日中25〜28℃ですが、これが気持ちイイんですよ♪気温が上がっても、湿度がないのでサッパリです。何故か汗もかかない感じでした。

朝晩は涼しかったです。だいたい10ウン℃って感じ?添乗員さんの事前のアドバイスで羽織るものを1枚持って行きましが、ナイスアドバイスでした。

面白かったのは成田で、「いや〜朝晩涼しいから羽織るもの、、、って何度も騙されてんだよねー。だから持ってかないの。はははー。」とオッサンが自慢げに話をしていましが、イタリアで無い事を祈りましょう。。。

とにかく9月イタリアは、暑くてもカラッとして気持ち良かったです♪

***
「今回持って行けば良かったなー。」と思った物は、、、

まずはシャンプー。一回使い切りタイプが良いでしょう。ヨーロッパの人は基本的に湯船に浸からず、また洗髪も毎日ではないとか。乾燥した気候ですかならね。なのでシャンプーも毎日する用ではなかったです。

同じツアーの大学生さん(ご両親と一緒)が持って来ていたのがGPS。移動した場所を記録し、後でどこに立ち寄ったか、通ったかを落とせるそうです。バッテリーに難ありな感じがしましたが、面白いかも。

持って行って良かったものは梅干しと、カンペールのサンダルです。

梅干しは同僚Aさんの母様が持参したそうで、胃腸を整えるのに良かったとの事。ボクも持って行きました。昼間は暑くてもサラッとしていたのでそれほど必要なかったかも知れませんが、もっと暑かったら絶対お勧め。次回どこかへ行く時も持参したいです。

サンダルは室内履きに最適でした。逆に靴べらは持って行かなかった、てかホテルに常備と思っていた、のであると便利かも。

***
そう言えば、成田の空港で恒例のペーパーバックを買いました。

タイトルはスティーブン・キングの "Cell"。携帯から感染する殺人ウィルスがテーマで、携帯なので、あっと言う間に世界中に広がるって話です。

が、全然読めませんでした。

敗因はホテルに帰ってからバタンキューだった事です。後はイタリア語でTVもちょっと見たかったし。『マトリクス リローデッド』と『プリティ・プリンセス2』見ました。

話がイタリアから完全に離れますが、NCIAも(イタリア語で)見ました。
http://www.cbs.com/primetime/ncis/index.shtml

ボクのお気に入りはエージェント・マクギー役のショーン・マーレイ。危険な事に蠍座です。

Saturday, September 15, 2007

viva italy! - Firenze


















9/9の午後にフィレンツェに着きました。

フィレンツェの意味は「華の都」。今でこそ花の都と言えばパリですが、Wikiによればフィレンツェの語源は、花の神様フローラの街フォロレンティアだそうですヨ。

***
こちらではまず日本でも『冷静と情熱の、、、』で一躍有名になったドゥオモ(大聖堂)です。日曜日なので通常はミサの為に入場出来ませんが、運良く午後は入場可能でした。

その後ウフィツィ美術館へ。「ウフィツィ」とは英語で言うオフィスの事で、もともとこの建物はメディチ家の行政局だったとか。メディチ家も英語の薬 = "medicine" の語源ですよね。

さらにウフィツィ美術館では「グロテスク」の語源も。これは元々、洞窟 "grotto" (グロッタ)で発見された半人半獣の怪物からだそうですよ。

***
ウフィツィ美術館では何と言ってもボッティチェリの『ヴィーナス誕生』と『春』。そしてレオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』です。

***
さてボッティチェリの『ヴィーナス誕生』。ボクはアドビのマークでくらいしか知りませんでしたが、本物です。

何年か前に日本の文部大臣か誰かが「ヴィーナス誕生を貸してよ。」とイタリア大使か文化大臣か何かにお願いをしたそうです。大臣は「いいよー。」なんて軽く返事をしたそうですが、翌日には直接美術館の館長だか偉い人から「ダメに決まってんじゃん!!門外不出なんだよっ!!」と怒られたそうですよ。

でその結果、代りに『受胎告知』が日本に来たそうですヨ。

一方『春』ですが、こちらも良かったです。右側に膨れっ面の男性、2月の精がいるんですが、なんでもお隣の3月の精とは恋人同士だったとか。しかし、春が来てもう恋人でいられないと知り悲しんでいるそうですよ。

どんな時代でも失恋はツライっすよね。

***
ウフィツィ美術館をちょっと出ると、そこはヴェッキオ宮とシニョリーア広場。

再度、映画関連ですが『ハンニバル』の前半に登場します。映画の中ではかなりグロテスクなシーンですが、この日のヴェッキオ宮前は観光客に賑わっていました。

写真の真ん中は、夕暮れのヴェッキオ橋です。

Friday, September 14, 2007

viva italy! - movies



(相変わらずのネタバレです。)
機上(往復)で見た映画は、、、『オーシャンズ13』、『ボルベール 帰郷』、『Mr. Brooks』、『ゴーストハウス』と一応『紅の豚』の5本。

映画好きとしてはラインナップは今ひとつ(その他は『パイレーツオブ、、、』とか『ファンタスティック、、、』とかだったので)でしたが、見た作品は割と良かったかな。

***
特にペレノペ・クルス『ボルベール 帰郷』。彼女のオシッコシーン(!!)で話題だったのですが、見る機会がなく、今回はラッキーでした。

それに先行上映だった『Mr. Brooks』。ケビン・コスナー主演のスリラーで、コスナーはとても悪い人を演じてます。とても悪いです。

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意外に暇つぶしになったのが『ゴースト・ハウス』。こちらはサム・ライミがプロデューサのホラーで、the Sex and the Citiのエイダンで有名になったジョン・コーベットが出ています。がこちらもとても悪い人です。ホラーとしてはビックリしたけど今ひとつかな?

ですが、映画とは別に出演しているディラン・マクダーモットさん(左)がフレンズのデヴィッド・シュワイマー(右)と区別が付きませんでした。シリアスかコミカルかの違い?名前もなんとなく似ているし。。。

viva italy! - Assisi



観光3日目(9/9)は移動(ローマ→フィレンツェ)も兼ねて、まずはアッシジへ。

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アッシジのメインはサン・フランチェスコ教会です。

これは聖人サン・フランチェスコの教会なんですが、説明を聞くと日本で言う親鸞上人みたいな感じでしょうか?

なんでもサンフランチェスコさんは良い所のおぼっちゃまで、フランス好きのお父さんから「可愛いフランスの男の子」(=サンフランチェスコ)と呼ばれていたとか。

放蕩息子だったそうですが、いろいろあってとっても質素な事をよしとする宗派を設立したそうです。それがフランチェスコ会。ちなみにアメリカのサンフランシスコの名前はこの人から来ています。

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サン・フランチェスコ教会には彼の生涯を描いた28枚の壁画がありますが、その中で添乗員のSさんもお勧めが「小鳥にも説教をするサン・フランチェスコさん」。

「小鳥にまで神様の愛は及んでいますよ」と、サンフランチェスコさんが小鳥に話かけている絵ですが、なんとなく小鳥も「そですね」って感じでお話を聞いてます。

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記念にと思いパンフレット(50セント)を買ってはみましたがイタリア語(多分。もしかしてスペイン語かも)。読めません、全く。でもいっかな。

viva italy! - Pompei



観光2日目(9/8)は2000年前にヴェスヴィオ火山の噴火で街が丸ごと埋まってしまったポンペイです。

実は小学生の時に世界の七不思議(だったかな?)を読んで以来、ぜひ行ってみたかった遺跡でした。

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ポンペイの生活は、案外、今の我々と変わらなかったのかも知れません。

街には飲み屋さん、パン屋さん、劇場もあれば、お墓や広場もあり、海からの風の通り道には大通りもありました。

公衆浴場もありましたが、今で言う所のジムみたいですね。体を洗うよりも、もっぱら世間話をしたり、人と会ったりと、社交場だったみたいです。

ちゃんと(?)吉原みたいな所もあって、まあ人間、二千年くらでは変わらないって事でしょうか。

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写真の1枚目は噴火したヴェスヴィオ火山を背景にポンペイの広場。湾と火山からとても鹿児島を連想される風景です。てかナポリ市と鹿児島市は姉妹都市だそうです。

2枚目は秘技荘。何かの儀式が行われた(と思われている)家だそうです。中央で飲んだくれているのはバッカス=お酒の神様です。二千年前もお酒を飲んで、ダラーってしちゃうのは人間変わらないみたいですネ。

3枚目はチラッと寄ったナポリの卵城。これが(もしくはこちらからみたナポリ湾?)が「ナポリを見てから死ね」と言われた風景だそうで、見てしまったので、もう死ねます。。。いや、死ねません。もっと旅行行きたいです。

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さて、この地方には有名なワイン『キリストの涙』と言うのがありあました。ランチの時にテーブルで同席した広島から来たお父さんと赤のボトルを頼みましたが、そのお父さんはとてもお酒好きらしく、更に白(のボトル)も。

移動(バス、徒歩)の疲れも相まって、その日の晩ご飯はあまり食べられませんでした〜。

しかし夕ご飯でご一緒した千葉のご夫婦とは、話も弾みました。旦那さんはエンジニアでドイツで仕事をしていたそうです。奥様は海外旅行が初めてだとか。でも多いに楽しんでいらっしゃったみたいですね。

夜には体調も復帰気味。翌朝の朝ご飯は美味しく頂けました。

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ここまでローマ3連泊。連泊があると移動の多い旅行でも、ちょっと落ち着きますね。

viva italy! - "addio"














ツアーと言う事でツアーディレクター(添乗員さん)がグループに付いてくれました。今回ボクのツアーには、外見的に大変安心感のある女性Sさんです。この人が、とっても面白い人でした。

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もちろんイタリアのいろんな知識をご存知で、特にバスでの移動中も楽しく過ごせましたネ。

ちょうど到着した9/6に三大テノールのパバロッティが亡くなりました。パバロッティはイタリア・モディナの出身だそうで、葬儀はドゥオモ(大聖堂)で行われました。これは国葬と同じ扱いだそうですヨ。

で、Sさんから教わったイタリア語がこれ、"addio"(アッディーオ)。意味は「永遠にさようなら」です。

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イタリア語もいろいろ「さようなら」があって、カジュアルなのは "ciao"(チャオ)。「じゃっ!」って感じ?電話では、"Ciao, ciao!" なんて二度言うそうですよ。

「また会いましょう。」は "arrivederci"(アリヴェデルチ)。

で、"addio"の場合ちょっとや、そっとの「さよなら」じゃないです。「永遠に」です。

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その他には、 "uno acqua perfavore."。「水を一つ下さい」です。ちなみに「二つ」は、"due"(デュエ)です。

朝TVで星占いを見たんですが、牡牛座(Toro)はsaluteが星4つ、amoreが星3つで、lavoroが星3つでした。どーやら「健康」「愛情」「仕事」みたいな感じですネ。

発音はカタカナ読みでOK!てかSさん曰く「面白いほど分かってくれる。」そうですよ。

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Sさんからはその他にもイタリアの二大巨匠、レオナルド・ダヴィンチ&ミケランジェロのお話も。

ミケランジェロの方が10歳以上若く、ボクのイメージでは彼の創る彫刻そのもののイメージだったのですが、、、実はミケランジェロは醜男だったみたいです。それに対してレオナルドはとても2枚目で、その上、何でもエレガントな着こなしてしまう万能の人(イタリア語では、"uomo universale"と言うらしい)。

そこでミケランジェロはレオナルドに大変なライバル心を燃やしていたみたいですね。

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と言う事で、写真はヴァチカン美術館入り口付近にあるレオナルド&ミケランジェロ像。作品自体は後世の物だそうです。

viva italy! - Rome


















9/6から9/13の8日間、念願が叶っててイタリアに行って参りました。

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今回お一人様での旅行だったこともあり、10数年ぶりにツアーに参加してみました。と言うのも今回イタリアの8つの都市に訪れましたが、これを個人で短期間にやると、とても手間です。で「効率良く回れるから」との理由でツアーに参加したのですが、これがとっても良かったです♪

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実は同僚Aさんがお母様と7月に参加したツアーなんですがミラノから入って、ローマから出る直行便を利用したコース。ボクの場合は彼女達とは逆まわりのローマに入って、ミラノの出るコースでしたが、直行便を使うとやっぱり楽な感じがします。飛行時間は約12時間ですが、自分的にはあっと言う間でした。(が丸一日かかって到着ですね。)

機上で見た映画は後ほど。

実は出発は超ラッキーだったみたいです。台風9号の影響で夕方以降、翌日も飛行機は欠航(と大幅な遅延)が相次いだとか。我々の便はお昼過ぎに出発だったので、問題なく日本を飛び立てました♪

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まず観光初日の9/7はローマからスタートです。イタリアはどこでもそうなんですが、徒歩の割合が非常に多い観光です♪

ローマのメインはなんと言ってもヴァチカン美術館&サン・ピエトロ寺院の、世界一小さく、唯一の国連に加盟していない国、ヴァチカン公国です。

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ヴァチカン美術館は駆け足のコースでしたが、印象的だったのは、八角形の中庭の先にあった胴体の彫像でした。首、腕、足のないのですが、ですからポーズの基本になるとか。

地図の部屋、タペストリの部屋を抜け、システィーナ礼拝堂でミケランジェロの『創世記』&『最後の審判』を見学。もの凄い人ごみです。山手線状態です。本当は喋ってはいけない部屋(礼拝堂なので)ですから、時々警備の人は「お静かにっ!!」と。

『創世記』と『最後の審判』ですが、ミケランジェロが40歳(40代?)の時に4年を掛けて完成させた作品です。何でも始めはお弟子さんとかもいたそうですが、最初だけでその後は一人で造り上げたとか。情熱だと思います。

あまりに人が多くて(マジで)、鑑賞に集中出来なかったのは残念です。

その後、お隣のサン・ピエトロ寺院へ進みました。

こちらは世界一大きな寺院で、上部の鳩と地名(だか寺院名)の描かれた模様が入ってるそうですが、なんでもこれは「世界(イタリア?)各地寺院はここまで」とその大きさを故事するための物だとか。。。

寺院を出ると、そこはサン・ピエトロ広場です。ここは楕円形の広場でその大きさに圧巻でした。

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その他には、凱旋門とコロッセオ、トレビの泉とスペイン階段(スペイン領事館?があるからスペイン階段って言うみたいですヨ)などなど廻り、ローマ満喫の一日でした。

Thursday, September 13, 2007

viva italy! - espresso@MXP & coffee@NRT



写真右はミラノ、マルペンサ空港でのエスプレッソ。イタリアの人はこれをグッと一気に飲むらしいです♪

写真左は成田エクスプレス内でのコロンビアコーヒー。足、伸ばせました。写真ボケています。。。

本人の希望する、しないに関わらず、日本に戻って参りました。

Thursday, September 06, 2007

自分に才能があると勘違いをする瞬間


は、これ。

パッキングをし終わったのですが、きれいに納まりました。機内持ち込み用カバンに、、、
パンツ×6
靴下×6
Tシャツ×3
ポロシャツ×1
長袖パーカー×1
チノパン×1
ベルト×1
サンダル×1
洗面用具(歯ブラシ、歯磨き、ブラシ、リフレッシュメント、整髪料、洗顔石鹸)×1式
垢擦りタオル×1
サングラス
ワンデーアキビュー×7日分
使い捨て目薬×10
ポケットティッシュ×2
サプリメント
梅干し
カロリーメイト
ミネラルウォーター(500ml)×2
&目覚まし時計

ま、こんなモノかも&一部は現地で捨てて来ます。

では、行って来ます。